東野圭吾作「手紙」のテレビ番組をやっと観た。
随分前に玉山鉄二(兄)山田孝之(弟)沢尻えりか(恋人)出演の映画を観たけれど
今回の方が感情に迫ってきた。
劇場公開日2006年11月になっていた。
12年前も私は57歳の時と69歳の今では
演出の違いはあるだろうけれど
感ずる処も違うようだ。
人は差別が好きだ という言葉
犯罪者の弟として正々堂々と生きていくと決めたことは 自己満足 という言葉。
罪を犯してしまった兄の甘さがエグラレテいく。
そして弟の兄に対する優しさは
兄にとっても間違っていたと気づき
強い態度に出たことで
母を殺された息子の気持ちにも一石を投じて
このことに終止符を打とうと決める。
この小説が書かれた時は
まだネット社会ではなかったから救われていた様に思う。
この後みた映画では(何の映画だったかは忘れてしまったが)
ネット社会に突入していた時の話だったので
残された家族はもっともっと悲惨な状態だった。
罪を憎んで人は憎まず
もし周りにこのような人がいたとしたら
私は対応できるのだろうか?
今はできるだろう と思っているけれど・・