と言って手放す。...
『こんなにもらっていいの?』とか
『こんなにもらったら悪いわ』と思ったとたん、
自分に入ることを止めてしまう。
ネガティブな思いを創らない。
お金とは、先祖の働きと、
あなた自身の社会的貢献度を表します。
日本社会では、収入の多い人に対してあくどいやり方をしたのだろうとか、
人をだまして稼いでいるとか思いがちだが
本当にあくどいやり方をしている人間はほんのわずかにすぎず、
ねたましいとか、うらやましいという感情が、
そのような考えを創ってしまっている。
もしかしたら、それが日本の経済が低迷している原因の
ひとつかもしれない。
もちろん私は、ブロックなどかけるつもりはない。
入ってくるなら、どんどん入ってきてほしい。
長い間、あれもしたい、これもしたいと思ってきたからね。
お金が無ければ現実的には何もできないとよくわかっている。
これからの日本は、ますます格差社会になるのだよ。
月に6〜7万のお金だけで何とか食べていかなければならなくて、
自分の誕生日にお寿司も、500円のケーキさえも食べることのできない人や、
孤独にさいなまれて大声を上げたりする人、
身体が動かないからといって10階からごみを投げ捨てるお年寄りもいる。
いつか、生活の潤っている、でもさみしさや空しさを抱える人が
低所得のお年寄りや障がい者に手を貸したり、金銭的に支えることで、
自分の役割を全うする方法に気づく日が来ます。
人との繋がりを深めることもできるでしょう。
純粋に人の役に立つことに目覚めたらいい。
それこそが、真のボランティア精神だと思います。
新しい発想と新しい活性化、新しい支え方と新しい幸福論が必要なのです。
みんなが、心も生活も潤って幸せである国でありましょう。
私は、あらゆる人が集えるすばらしい場(コミュニティ)を創りたいと思っています。
「皆様へ、愛をこめて」
筆談の詩人、神原康弥
干し柿