Do not stand at my grave and weep,
I am not there, I do not sleep.
I am a thousand winds that blow;
I am the diamond glints on snow.
I am the sunlight on ripened grain;
I am the gentle autumn’s rain.
When you awake in the morning hush,
I am the swift uplifting rush Of quiet birds encircling flight
I am the soft starshine at night
Do not stand at my grave and cry.
I am not there; I did not die
この原詩は、米中枢同時テロで亡くなった十一歳の少女の一周忌で朗読され、IRA(アイルランド共和軍)のテロで命を落とした二十四歳の青年が「私が死んだときに開封してください」と両親に託した手紙の中にもこの詩が入っていたのだそうです。
この詩を作家の新井満さんが約詞・作曲されたものを
昨年の「NHK紅白歌合戦」でテノール歌手 秋川雅史さんが歌ったのが弾みとなり
更なる反響を得た歌なのです。
千の風にのって 新井満訳詩(新井満さんHPより転載)
私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています
秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る
私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 死んでなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています
あの大きな空を
吹きわたっています
今日この歌を、もう2年ほど前からご自分の持ち歌の1曲として
歌ってみえるNさんのシャンソンコンサートに行ってきました。
手話を付けて淡々と歌われたこの曲に、別の感動を覚えました。