2006年12月06日

クリヤ・マコトさん

ジャズピアニスト「クリヤ・マコト」さん。

全く初めて聞く名前です。
ライブに行った客がブログに書き込みをし、CDを聞いたリスナーは
「胸が熱くなる」とレヴューに記す。
その音楽に心を動かされた人たちが、ネットの世界で繋がりあっていく。


神戸生まれ。10代で単身渡米。グラミー受賞者チャック・マンジョーネ・グループと全米ツアーを行う等、ジャズの巨匠達と数多く共演し、高い評価を受ける。
正規の音楽教育は受けていない。

高校時代はロックやジャズのバンドでキーボードを弾いた。卒業後は「学費が安かった」という理由でアメリカの「ウェストバージニア州立大学」で言語学を学ぶ。

音楽に餓えた学生が向かったのが、地元の黒人たちのコミュニティ。
楽譜が読めないミュージシャンたちと親しくなり、家族同様に助け合って過ごした。

ピッツバーグ大学ではジャズ史、インプロビゼーションの講師も務めた。
学生時代に交流を深めた黒人コミュニティの影響を強く受け、極めてグルーヴィーでソウルフルなプレイが特徴。

帰国後はジャズをベースにクラシック、純邦楽、クラブミュージック等ジャンルを超えて活躍し、平井堅、渡辺美里などポップ・アーティストのプロデュースや楽曲提供も行う。

自身の体験から生み出された持論は
「元来音楽は、生きていくのが困難な人々にこそもっとも必要とされてきた」

そんな「クリタ・マコト」さんが、2007年2月24日(土)名古屋ブルーノートで
ライブを開く。スペシャルゲストにケイコ・リーを迎える。

行ってみたい。
鮮烈でありながらソウルフルで、癒しの音楽ではないのに人の心を掴むライブ演奏を
聴いてみたいです。

posted by chicchi at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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