2006年08月10日

「宇宙を解説・百言葉」より 小林正観著

こうでなければならない。
 ああでなければいやだ、と思って始まる苦悩。
 こうなったら嬉しい、ああなったら楽しい。
 と思って実現する不思議、訪れる奇跡

 



一般的に“念ずれば”実現するとか、思いが現象化するという話がありますが、それは三次元的な現象(この世での現象)で見ると必ずしも「そうだ」とは言えません。

思いが強ければ願いが実現する、というのなら、ガンで死ぬ人はいなくなるはずでしょう。ガンの場合は病気を宣告されてすぐ死ぬわけではなく、3ヶ月とか半年とかの余生を与えられます。その間に死にたくないと思ったら、ほかの人以上に治りたいと強く願い、その思いが叶うはずです。でも実際には日本人の死因の第1位がガンです。

あるいはまた、会社が倒産の危機にあるとき、倒産しないでほしいという思いは強いはずなのに、倒産する会社がある。・・・どうも、念ずれば実現する、ということにはなっていないようです。

 ただし、実際に思いが叶うことはあります。それは執着がない場合です。

執着がないと宇宙の意思とつながって、奇跡が起きることがある。恨み言や批判的なことを言わず、「実現しなくてもいいけれど、そうなったら嬉しい」という、喜びを上乗せする考え方で、笑顔で願うと、宇宙が味方をしてくれる場合があります。

そうならなければ嫌だという執着があると、現実にならない。宇宙はそういう単純な構造になっているようです。
posted by chicchi at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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