ちょっと前に新年を迎えたのに
又1年が終わろうとしている。
ある方がこんな例えのお話をされた。
我々の人生は振り子時計で
その振り子を回した状態で
生まれたばかりの時は
その振り子の先端部分なので
大きな円を描きながらの回転で
時間の経過が長く感じる。
どんどん年を重ねていくにしたがって
振り子の手持ち部分になるので
時間の経過は早く感じるそうだ。
この話を聞いて妙に納得してしまったのです。
では
年老いた親たちの様に
日常生活の中での過ごし方が
自由に行動できなくなってしまった時や
楽しみがなくなってしまった時の
ただ静かに枯れ果てるのを待ちながら
時を過ごす日々とは
何年 何十年後には
体験して
この世にさようならをするのだろう。
京都 醍醐寺の中より