知らなかったです。
この年になって初めて知ることができて
有難いです。
宮中行事で一番古いこの祈りは、
日本国にとって、
そして国民ひとりびとりにとって、一番大切な祭祀です。
陛下はこの祭祀をこなす気力や霊力、体力をつけるために、
新嘗祭が近づくと、宮内庁での打ち合わせなどを「正座」で行い、
体を慣らすそうです。
なぜなら、この祭祀の間ずっと陛下は正座をしないといけない。
夕の儀(6時〜8時)の2時間、
暁の儀(11時〜深夜1時)の2時間、
ずっと正座される陛下は、
「国家の最大の行事である新嘗祭の祭祀中に、足のしびれで邪念がはいらないように」と、
新嘗祭が近づくと、身体を正座に慣らしていくんです。
新嘗祭の「夕(よい)の儀」が始まるのは、
今日23日午後6時。
陛下は湯で身を清め、白の絹でできた伝統の「御祭服(ごさいふく)」に身を包む。
着替えるだけで数十分かかるそうです。
この衣装をお召しになった陛下は、
日本国最大の祈りの儀式が行われる神嘉殿へ向かう。
その姿を見た職員によると「国民と触れ合われる時のいつもの陛下とはまったく違う様子」とのこと。
暖房も無い過酷な寒さの中、ただひたすら国民のために2時間祈る。
儀式中は、誰も中へ入る事が許されず、
カミゴトを手助けする2人の巫女(采女ウネメ)のみ。
中で何が行われるかは、もちろん秘密。
2,600年間歴代天皇が行ってきた通りに、
全国47全ての都道府県から届けられたお米を、
天皇陛下と神々で直会(なおらい)する。
これは、日本国の全てに土着する菌を、陛下の腸内で「最小公倍数」に親和させていく※2、
「天皇陛下(DNA的に)」にしか出来ない祭祀。
日本国にとって、
国民にとって、
一番大切な「新嘗祭」が、今日23日に執り行われるのですが、
お願いがあります。
今日の祈りは、平成天皇の最後の新嘗祭です。
どうか、天皇陛下の「祈り」を助けて下さい。
「夕(よい)の儀」午後6時〜8時。
「暁の儀」午後11時〜深夜1時。
特に、暁の儀は陛下は年齢を考慮して出ませんので、
国民が祈る番です。
あなたのチカラを貸してください。
いや、国民全員のチカラが必要です。
右翼も左翼も超えて。
どうか、多くの人に伝えて下さい。
そもそも今日23日が、「勤労感謝の日」なのは、
「いつも働いている自分へ感謝」する日じゃないんです。
新嘗祭の日だからなんです。
仕事が忙しくなると、勘違いしちゃうけど、
働けていることが、そもそも有り難い。
「勤労している自分」へ感謝する日じゃなく、
「勤労できていること」へ感謝する日です。