2017年01月23日

血筋を感じた生前の父の手帳


昨年5月父が亡くなり

実家を整理する という仕事が残っていますが

実家にある父の資料カバン?を持ち帰り

中味を見ていたら

たくさんの頂いた手紙と

その手紙に返信用に下書きしたチラシ裏に書かれた文章を見つけました。



日本石油(株)富山の伏木に単身赴任していて

定年退職をしてから請われて名古屋の会社に所長として赴任。


亡くなってから父のことをジックリ知る時間となりました。

文章から察すると

名古屋に戻って来ましたが友達がいなかったこと。


仕事のお付き合いで、ゴルフを嗜んでいましたが

それは多分お付き合いだったのでしょう。

そこからお付き合いが始まることはなかった



伏木時代の方たちとの文通が唯一の楽しみだったようです。


まだネットが周りに普及し出した時代で

文章に ペンフレンド という懐かしい名前。

字の上手い人でした。




名古屋に友達がいなくて、見つけた楽しみは

敬老パスを使って散髪にいくことと1万歩歩くこと。

1万歩歩くうちに、

古本屋を見つけて単行本を買う という楽しみも見つけました。

そしてその本を読むことも趣味に加わっていったようです。


そして字の練習。


そんな父の手帳を覗いてビックリ

何と

私と同じように

手帳に新聞から拾ったであろう 運勢 が書き込んであったの


紙袋の中に残っていたのは1995年からの手帳。

私は今父が愛おしくて仕方ありません。

一人の人間として 父親として 先輩として

生きている時にもっと色々話しておけばよかった


両親が元気な頃

夏に我が家の家族と一緒に2泊3日 3泊4日

車で旅行するすることが恒例でしたが

唯一そのことは親孝行できたことだったんだ と

今思うことが出来ます

父が手紙を書いていた68歳を私は来年迎えます。


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posted by chicchi at 23:59| 愛知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 感謝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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